紙パックを名刺に J-オイルミルズ「スマートグリーンパック」 生産時の廃紙を再資源化

J-オイルミルズは、紙パック容器の食用油「スマートグリーンパック」シリーズの生産時に発生する廃紙パックを再資源化し、名刺として活用している。廃紙パックを配合した再生紙の名刺にはオリジナルのリサイクルロゴを掲載し、環境負荷低減に向けた活動の認知拡大を進める。

同社ではプラスチック廃棄物やCO2排出量、ごみの量(容積)の削減を推進するため、21年から紙パック容器の食用油「スマートグリーンパック」シリーズを展開している。

同シリーズはプラスチック使用量60%以上削減、製品ライフサイクルにおけるCO2排出量26%以上削減を実現し、森林認証紙を用いた環境に配慮した製品。生産時に工場で発生する廃紙パックを原料の一部として配合した再生紙を名刺として活用することで、資源の有効活用につなげるもの。

同社では「これからも資源利用効率の最大化に努め、環境負荷低減の取り組みを推進していく」とコメントした。