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2025 / 11 / 13 木曜日
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逆光線(コラム)普及進むオーガニック野菜
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

普及進むオーガニック野菜

スーパーで半額になったオーガニックの玉ねぎを購入。一緒にいた知人にオーガニックについて聞くと「体によさそうなイメージ」とだけ返ってきた。

▼オーガニックは「有機的な」「有機栽培の」というような形容詞だが、日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会によると、食品の安全性は結果に過ぎず「化学農薬・化成肥料、そして環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を避けて、自然のままの健全な食物連鎖を目指す」という考えで環境の保全、地産地消、児童労働の禁止などを取り組みに掲げている。

▼愛知県三河地区の岡崎市は3月26日、オーガニックビレッジ宣言を行った。農林水産省が進める事業で有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者、地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを進める市町村で、23年度までに93市町村が実施。30年までに200市町村の創出を目指す。

▼先日オープンしたスーパーでは冷凍オーガニック野菜がケースに並び、コーナー化されていた。保存期間が延び、下処理が必要ない冷凍オーガニック野菜が定番化すれば、普及拡大の大きな後押しとなる。

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