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加工食品菓子「亀田の柿の種」で「今まで伝えきれていなかったこと」訴求 8年ぶりパッケージ刷新

「亀田の柿の種」で「今まで伝えきれていなかったこと」訴求 8年ぶりパッケージ刷新

 亀田製菓は米菓トップブランドの「亀田の柿の種」に磨きをかける。

 2016年以来8年ぶりにパッケージデザインを刷新し2月上旬から発売している。
 新パッケージでは “カリッと!”の表現を大きく記載。

 その狙いについて、取材に応じた髙木政紀社長COOは「『亀田の柿の種』ならではの美味しさのポイントを訴求していく。生地の中の大きな空洞構造が『亀田の柿の種』ならではのカリッとした軽快な食感の秘訣だが、そのようなことを今まで伝えきれていなかった」と語る。

 2020年に実施したX線CT解析を用いた調査で「亀田の柿の種」の生地の中に大きな空洞があることが判明。空洞は、徹底して薄さにこだわった生地を高温で一気に焼き上げることで生み出されているという。

 パッケージ裏面には“カリッと食感”の秘密や、その秘密が詰まった製造過程の動画のQRコードを記載している。

 主力アイテムの「亀田の柿の種 6袋詰」には、色覚の個人差を問わない取り組みとしてパッケージデザインの配色にユニバーサルデザインを採用。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構より、「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」の認証を取得した。

 「亀田の柿の種」を食品の領域へと広げるべく引き続き汎用性も訴求していく。
 これまで「Let’sクラフト 亀田の柿の種」を掲げて、サラダのクルトン・チーズとの組み合わせや、唐揚げの衣などを提案している。

 「お客様のニーズが多様化していく中で、『亀田の柿の種』で多彩な提案を行うことで、お菓子やおつまみに留まらない需要の広がりがまだまだあると考えている」と意欲をのぞかせる。

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