明治がChatGPT運用開始 アイデア創出や効率化目指す

明治は1月15日から従業員約1万人を対象に、「Azure OpenAI Service」(日本マイクロソフト)を活用した生成AIツールの運用を開始した。新たなアイデア創出の補助や業務効率改善など幅広い活用を目指す。

「meiji AI Talk powered by ChatGPT」は、同社の環境にあわせて構築した対話型の生成AIツール。従業員のパソコンに順次導入し、いつでもアクセス可能。情報の外部漏洩がないようセキュリティに配慮した環境を設定し、安心して生成AIを業務に活用できるようにした。

利用方法によっては、プライバシーやコンプライアンス上の問題、誤情報の可能性などが問題視される生成AIツール。今回の運用開始にあたり同社は、利用ガイドラインの整備、利用時は画面上に絶対条件を表示するなどの対策を講じ注意喚起を行っている。

今後は保有する独自データと従業員の知見と生成AIを掛け合わせることで「明治独自のものとして進化させ、これまでにない価値創造・業務効率化の実現を目指す」(明治)。

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