イオンモールは、2024年問題や燃料費高騰などの物流課題の解決に向け、エリア限定で実施していた共同配送サービスの提供エリアを拡大した。
同サービスは物流課題の深刻化が進むなか、パートナーである専門店企業への価値提供を目的に、専門店やメーカーの物流拠点からイオンモール、他社商業施設、路面店などの店舗への集荷・配送をイオンモールが担うことで、双方の集荷・配送の効率化につなげるもの。
23年2月から近畿・東海エリアでサービス提供を開始しており、このほど北海道・東北・関東・中部・近畿・甲信越・中国・九州の7エリア24都道府県に拡大した。24年度中には配送エリアの全国化を予定している。
同社では「今後もパートナーである専門店企業のコスト削減と物流品質の維持を実現するとともに、持続可能な物流網の構築にも寄与していく」とした。