14 C
Tokyo
14.4 C
Osaka
2026 / 01 / 17 土曜日
ログイン
English
その他企業活動明治HD がん治療薬の効果向上に期待の乳酸菌 最新研究成果を発表

明治HD がん治療薬の効果向上に期待の乳酸菌 最新研究成果を発表

明治ホールディングスはこのほど、都内で乳酸菌研究に関する成果発表会を実施。明治保有「乳酸菌OLL1073R-1株」が産生する菌体外多糖(EPS)が、がんに対する免疫チェックポイント阻害薬(免疫反応を賦活しがんの退縮効果をもたらす)の治療効果を高めるメカニズムなど、最新の研究成果を報告した。

パスツール研究所免疫学部門教授のジェラール・エベール博士は、「乳酸菌OLL1073R―1株」が産生する菌体外多糖(EPS)とがん治療薬の併用で、治療薬が効きやすくがんの完全奏効率が3.5倍増加し、治療薬が効きにくいがんの場合も3割の個体で腫瘍の増殖を抑えたとする研究成果を報告。

慶應義塾大学薬学部創薬研究センターの金倫基(キムユンギ)教授は、「LB81乳酸菌」が、「腸管バリア」のうち腸管上皮細胞などが有害な微生物を殺菌する攻撃機能の「化学的バリア」を増強するメカニズムを報告した。

ジェラール・エベール博士(パスツール研究所)
ジェラール・エベール博士(パスツール研究所)

腸は口を通して外界につながるため「内なる外」といわれ、全身の健康を守る「腸管バリア」が重要な役割を担う。バリア機能が低下し異物が体内に侵入する「腸もれ」が起こると様々な健康疾患につながる可能性から「物理的バリア」「化学的バリア」「微生物学的バリア」の3つが正常に働くことが重要という。

冒頭あいさつで、明治HDの川村和夫社長は「50周年を迎えた明治ブルガリアヨーグルトは、今や日本を代表するロングセラーに成長できた」とし、今年7月にブルガリア共和国名誉領事に就任したのを機にブルガリア共和国と一層関係を深める方針を示した。

ブルガリア共和国からも関係者が登壇した。ボグダン・ボグダノフ経済産業大臣は「経済的な協調に加え、共同研究の一層の発展が重要。研究所への共同投資は共通市場の開拓促進を目的とし、主要な優先事項の一つだ。24年に新たな共同研究が開始されることを期待する」と述べた。

マリエタ・アラバジエヴァ特命全権大使は「明治ブルガリアヨーグルトは、伝統と独特の乳酸菌、技術でできた素晴らしい商品。ブルガリアが日本中で認知されるきっかけになり、50年間にわたる経済協力に感謝する。24年はブルガリアで健康長寿のための共同プロジェクトを開始するが、政府も全力で支援する」など語った。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。