ニチレイフーズは、家庭用の冷凍食品・常温食品を24年3月1日納品分から、業務用の冷凍食品・常温食品を同4月1日納品分から、それぞれ出荷価格を引き上げる。家庭用、業務用とも売上金額ベースで約半分の製品を対象に実施する。
家庭用は出荷価格を約1~6%引き上げ。冷食では「焼おにぎり10個入」「そのまま使える 九州産のほうれん草」など。業務用の改定幅は出荷価格で約1~6%アップ。なお一部製品は規格変更に伴う「実質的な価格改定」を含み、また改定率は範囲を超える商品もある。
世界的な食料需要の増加、為替変動、エネルギーコスト上昇などが続いており、直近では「2024年問題」への対応で物流費も高騰。合理化等の自助努力では吸収しきれなくなったため、出荷価格を改定する。