五大物産が秋の商談会 売上1.7%増を計画

五大物産は10月18日、大阪市中央卸売市場で「秋季定期商談会~秋の爆買大感謝セール」を開いた。メーカー74社が出展し、54企業・約90人が来場。「取り組みのできる得意先」(山下治男社長)に絞り込んで招待した。

朝礼であいさつに立った山下社長は「秋らしい清々しい天気、絶好の食欲の秋である。当社が開くのは展示会ではなく、商談会。メーカーさんの陳列商品も展示しているのではなく、売り込むための商品だ。しっかりと商談を進めてもらいたい」と呼びかけた。

企画ブースでは全国各地から集めた鍋つゆやぽん酢、ご当地ラーメンをそれぞれコーナー化。大容量のむき甘栗や干し芋、インバウンドを意識したキャラクター商品なども提案した。

今回は約10年ぶりに、売上増に貢献したメーカーの表彰式を実施。今年6、7月の売上伸び率の高かったメーカー3社(みすずコーポレーション、サンヨー食品、キリンビバレッジ)、年間伸び率が高かったメーカー1社(大黒食品工業)が選ばれた。

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山下治男社長と平林政宏常務(写真後方) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
山下治男社長と平林政宏常務(写真後方)

平林政宏常務に商談会の狙いや今期の進捗状況を聞いた。

「きちんと価格転嫁を」

全国各地から集めた鍋つゆ、こだわりのぽん酢、ご当地ラーメンなどの企画を展開した。これらは量ではなく、高めの価格設定で売れる商品。一方、価格で勝負できる商品も揃え得意先の要望に対応していく。また、以前販売していたメーカーの商品をもう一度掘り起こしたり、特定の得意先だけで力を入れている商品を五大物産全体で売り込んだりして拡売につなげたい。

今商談会での売上高(11月、12月)は前年比101.7%の11億7千万円を計画する。業務用が多い中央支店では廃業した得意先が30件近くあり厳しいが、それを踏まえ拡大を目指す。

今上期は前年を1、2ポイント下回っている。価格改定になっても、すぐに転嫁するのは容易ではない。メーカー、得意先、われわれがきちんと話し合い、理解を得て実施する。店別、商品別の採算を管理しながらきちんと転嫁していくことが大事だ。

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