「アミカ」北陸1号店オープン 新市場開拓で成長に弾み 大光

業務用卸・大光(岐阜県大垣市)は13日、キャッシュ&キャリー「アミカ」の北陸1号店を福井市内にオープンした。

「アミカ」は、中部エリアを中心に首都圏、関西圏で店舗を展開。ここ最近では、15年10月に「高山店」、16年12月には「岐阜真砂店」をオープンしている。今回の「福井文京店」で店舗数は44店となった。冷凍・冷蔵、ドライ、酒・飲料、雑貨など約6千200品目をラインアップ。売上目標は月商2千300万円。

冷凍ケースと常温棚が一体化した売場(アミカ福井文京店) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
冷凍ケースと常温棚が一体化した売場(アミカ福井文京店)

新店オープンに臨んだ同社の金森久専務は「お陰さまで、この北陸エリアに初出店を果たすことができた。2号店、3号店につなげていくとともに、今後何十年と地域の人々に愛される店になれればと思う」と語った。

新店の成算について金森武社長は「市場調査もまだ十分にはできていないが、お客さまの声を聞きながら、変えるところは変えていきたい。商圏特性などは比較的岐阜と似ているので、従来のやり方が通用するところも多いのではないか」と分析する。

今後の北陸エリアでの出店については未定としているが、地盤である中部エリアのドミナントアップとともに、新市場開拓でアミカ事業の業容拡大を推し進める。