セブン-イレブン・ジャパンは、地域フェアを強化していく。
前上期(2月期)に9件実施した地域フェアを、今上期に43都道府県で36件実施し、今後この勢いを加速させる。
青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長商品本部長は9月20日の方針説明会で「43都道府県で実施し、残りの4県についても第3四半期中にほぼ実現できるということで準備が進んでいる」と語る。
手応えについては「プロモーション部の地域販促で担当者数を増強するなど様々なことがあったが、加盟店様には非常に好意的に受け止めていただき、各地域のお客様にも満足いただけたと思っている」と述べる。
集客や顧客満足に加えて加盟店との一体感醸成にも手応えを得る。
7月に開催された「ぶちうまい!山口フェア」では、加盟店と本部で決起集会が開催された。
「下関のオーナー様から“フェア開催にあり商品部(本部)だけが商品を推奨しておしまいということではなく、オペレーションでも成功させたい”というお話をいただき決起集会を行ったところ、非常に加盟店様と一体感が持てた」と振り返る。
今後はこの手応えを機にコミュニケーションを強化していく構え。
「“加盟店も商品開発に参加させていただきたい”といった様々なご要望をいただいている。地域フェアということで対応して今後も強化していきたい」と意欲をのぞかせる。