今回で10回目となる「Food EXPO Kyushu2023」が10月4日と5日の2日間、福岡市の福岡国際センターで開催された。当展示商談会は福岡県、福岡市、福岡県商工会連合会、ジェトロ福岡、福岡地域戦略推進協議会、福岡商工会議所の6団体で構成する「Food EXPO Kyushu実行委員会」が主催。九州エリアの農産品や加工食品を国内外に向けて発信し、地元企業の売上向上や販路拡大への貢献、地域経済の振興を図ることを目的としている。
今回は九州・山口の食品関係企業や団体など過去最多となる274社が出展。さらに国内外8か国や地域からのバイヤー38社(海外12社、国内26社)を招聘し予約制による個別商談会が行われた。そのほかにもECを活用した販路拡大やマーケティング、食の輸出拡大における海外展開への支援策など各テーマに沿って支援機関や自治体、食品関連事業者が解説をするセミナーが実施された。出展企業が自社製品を積極的にPRする一方、バイヤー、食品流通業者、中食・外食関係者などが詳細を確認しながら商談を提案するなど、会場は盛り上がりをみせていた。