味の素名古屋支社(川井謙支社長)は8月19日、ホテルコンコルド浜松(静岡県浜松市)で、元競泳日本代表で勝ち飯アンバサダーを務める松田丈志氏を迎えて、「勝ち飯」トークショーを開催した。当日は、地元スーパー・遠鉄ストアの企画に応募した40人を招待。トークショーや浜松・「勝ち飯」メニューの試食を楽しんだ。
浜松・「勝ち飯」は、味の素のトップアスリート向け栄養プログラム「勝ち飯」のノウハウを生かし、浜松産食材を活用して考案した栄養バランスご飯。浜松市、遠鉄ストア、味の素が連携して20年から取り組んでいる。
冒頭、主催者あいさつに立った遠鉄ストア・松本洋一専務は、「当社は、菊川市から愛知県豊橋市までスーパー31店舗、マツモトキヨシ11店舗、調剤薬局3店舗、シャトレーゼ2店舗を運営。
あわせて7台の移動スーパーを稼働している。おかげさまで今年10月1日に創業50周年を迎える。現在、記念商品の販売や今回のようなお客様参加企画などを多数開催している。引き続きご愛顧いただきたい」と謝辞を述べた。
味の素・川井支社長は、「勝ち飯」や同社が掲げる「地域の食と健康の課題解決」の取り組みについて説明。「皆さま方が食を通じて健康であることを求めていけるよう引き続き頑張っていければと思っている。本日の試食メニューもご自宅で作って、ご家族の皆さまと楽しんでいただければと思う」とした。
続いて、松田氏が登壇。水泳を始めたきっかけやオリンピックにまつわる思い出・裏話、引退後の活動、静岡・浜松に関するエピソードなどを語ったのち、勝ち飯の定義や実践テクニックなどを解説した。「われわれ人間は常に自分自身の食べたもの、何を食べるかという選択のもとに身体がつくられる。ぜひ皆さんも自分自身の健康維持、身体づくりに目標を持って、今日から意識的に選んでいただけるとうれしい」と参加者に呼びかけた。
試食会では、4月に遠鉄ストアが展開した浜松・「勝ち飯」の中から、「セロリと青梗菜のオイスターソース炒め」、浜松産プリンセスパプリカを使用した「プリンセスパプリカの青椒肉絲」、浜松産のあさりを使った「あさりと豆腐のチゲスープ」が提供されたほか、コンコルドホテルのメニューも用意された。次回の浜松・「勝ち飯」フェアは10月に開催を予定する。