混ぜご飯の素が急成長 子育て世代とらえる 不二食品

不二食品(大阪市)は混ぜご飯シリーズの新製品「とうもろこし混ぜご飯」を発売する。

同シリーズは「生姜」「ごぼう」「鶏」「鮭」などを揃え、炊いたご飯に混ぜるだけの簡便性から、共働き世帯や子育て世代の支持を得ている。今上期の売上も前年比235%と急成長を示す。

子育てする家庭では弁当やおにぎりとして利用されることが多いため、今回は子どもが好む具材のとうもろこしに着目した。

藤井隆義社長は「とうもろこしの甘味と昆布の旨味が合わさり、味わい深い混ぜご飯が簡単にできる。こうした点が評価され、多くの企業から引き合いをいただいている。今後も昆布屋ならではの商品開発を進め、同シリーズを増やしていきたい」としている。167g(2合用)で本体価格450円。

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