5.2 C
Tokyo
5.9 C
Osaka
2025 / 12 / 12 金曜日
ログイン
English
農水畜産業ナッツ・ドライフルーツ日本ナッツ協会 一般社団法人設立、組織を順次移行へ 中島会長が報告

日本ナッツ協会 一般社団法人設立、組織を順次移行へ 中島会長が報告

日本ナッツ協会は、7月10日に第30回通常総会を都内で開催した。

その後の懇親会であいさつした中島洋人会長(東洋ナッツ食品社長)は「協会は5月に30周年を迎えた。そのうち半分近く会長をしている。みなさんが笑顔で元気にナッツの仕事ができているなかで会長を務めているのは、ありがたいことだ」と表明。そのうえで、数年にわたり準備を進めてきた協会の法人化について報告。任意団体である現在の協会とは別団体として3月7日付で設立した「一般社団法人日本ナッツ協会」へと、組織を順次移行する方針を説明した。

また5月にロンドンで行われた世界ナッツ会議(INC)に出席し、新たにINC日本アンバサダーに任命されたことも報告。「アンバサダーは、できるだけ多くの日本の企業をINCに参加させることが任務。(協会法人化で)肩の荷が下りたと思ったが、また大きな荷物を背負うことになった」と述べた。

中島会長は「世界ではいま、植物性原料としてのナッツの存在にあらためて注目が集まっており、ナッツを使った製品も増えている。せっかくナッツの仕事をしているのだから、その利点を生かして新しいビジネスを創造したい」として、知恵を出し合って市場活性化に取り組むことを呼びかけた。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。