6.5 C
Tokyo
12.7 C
Osaka
2025 / 12 / 24 水曜日
ログイン
English
飲料系飲料「お~いお茶」基幹飲料の緑茶原料を100%茶産地育成事業茶葉に 5月下旬から順次切り換え 伊藤園

「お~いお茶」基幹飲料の緑茶原料を100%茶産地育成事業茶葉に 5月下旬から順次切り換え 伊藤園

伊藤園は23日、「お~いお茶」ブランドの基幹ペットボトル飲料商品「お~いお茶 緑茶」を、茶産地育成事業によって生産された茶葉を100%使用したものに5月下旬から順次切り替えていくことを明らかにした。

茶産地育成事業は、伊藤園が茶農家とともに1976年から取り組んでいる高品質な国産原料を生産する取り組み。同事業の拡大が、今回の取り組みにつながった。

「お~いお茶 緑茶」の同事業茶葉の使用比率はそもそも高く、近年は8~9割を占めている。今回、同事業の展開面積拡大に伴い、生産量の確保にめどがついたことから使用比率を一気に100%へと引き上げることに踏み切った。

同事業は、各地の茶農家から茶葉を全量買い取りする契約栽培と、地元の事業者が主体となって荒廃農地などを大規模な茶園に造成することをサポートし、造成茶園で生産された「お~いお茶」専用茶葉などを全量買い取りする新産地事業で構成される。

同事業の展開面積は年々拡大し2023年4月時点で2428haに達する。

同社は、2030年度をめどに2800haまで拡大していくことを計画している。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。