6.4 C
Tokyo
5.1 C
Osaka
2026 / 02 / 16 月曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料プロ仕様のコーヒーマシンが家庭にも浸透 高まる需要受けて各ブランドから新機能搭載マシンが続々 ブルーマチックジャパン
KNOWLEDGE WORK 20260303

プロ仕様のコーヒーマシンが家庭にも浸透 高まる需要受けて各ブランドから新機能搭載マシンが続々 ブルーマチックジャパン

世界各国のプレミアムブランドをラインナップ。多様なニーズに応えるコーヒーマシンを輸入販売するブルーマチックジャパン社のプロ仕様のマシンが好調だ。

その勢いは家庭にも浸透している。その旗頭となっているのが、スイスのプレミアムコーヒーマシン「JURA」だ。業務用・家庭用ともに幅広い人気を集めている。

河口雅明社長は「家庭でプロ仕様のコーヒーを愉しみたいという需要が確実に増えており、実際に、『JURA』が牽引する家庭用の販売実績は前年比大幅増で推移している」と語る。  

中でも、最も伸びているのが「E8」であり、プレミアムマシンとしてのステータスやプロフェッショナル アロマグラインダーなど充実した機能とスタイリッシュなデザインが好評を博している。

ブルーマチックジャパンの河口雅明社長
ブルーマチックジャパンの河口雅明社長

「プロフェッショナル アロマグラインダーは一般的なグラインダーと比べて香りを引き出しやすく稼働時の音が静かなのが特徴。
 
JURA独自のパルス抽出プロセスやTFTカラーディスプレイ、デザイン、価格を含めてトータルでご評価いただいている」という。

同社は、この勢いを加速させるべく「JURA」の体験の場の拡大と強化に着手。

現在は代々木ショールーム(東京都渋谷区)ほか、大手家電量販店や百貨店など全国50拠点で「E8」とコンパクトにシンプルなコーヒーを楽しめる「ENA8」が体験できる。

3月には代々木ショールームに、プレミアムPOS(ポイントオブセールス)と呼ばれる什器を導入して販売を促進している。

さらに8月末には世界初の全自動コーヒーマシンでコールドブリュー抽出ができる新製品「Z10」の発売を予定。

代々木ショールームに3月導入された「JURA」のプレミアムPOS(ポイントオブセールス)
代々木ショールームに3月導入された「JURA」のプレミアムPOS(ポイントオブセールス)

同時期に「E6」と「ENA8」をモデルチェンジし、「ENA8」は2杯同時に抽出できるようになるなど新機能を搭載したマシンが続々登場する。

「JURA」においては、業務用でも「X8」と「E6」が好調を維持。さらにブラックコーヒー専用モデルの「E4」は数千台規模で導入し拡大している。

業務用でトップクラスのシェアを誇る同社は「ブルーマチックジャパン」をマスターブランドとし、その傘下に製造メーカーをサブブランドに展開しているが、オリジンとも言える「ブルーマチック」ブランドから待望の同社設計のオリジナル新製品が投入された。

左から「ブルーマチック」の「EZ Brewer」と「EZ Thermo Brewer」
左から「ブルーマチック」の「EZ Brewer」と「EZ Thermo Brewer」

「EZ Brewer」と「EZ Thermo Brewer」のドリップコーヒーマシン2種であり、既に2500台の販売を突破。「ブランドの信頼と市場の期待に応える好調なスタートといえるだろう」と述べる。

今秋には“Bean to Cup”タイプの新製品全自動ドリップコーヒーマシンを予定している。

ドリップマシンでは、大容量・クイックサーブに適しており、人流回復に伴いバッチブリューニーズの獲得が見込める「カーチス」(アメリカ)は代理店販売の契約を継続し、一層の拡大を目指す。

エスプレッソ、イタリア系の「カリマリ」(イタリア)も飛躍の年を迎える。

現在、好調に推移しているのが「ブルードット」シリーズの3つのグラインダーを搭載した機種だ。

「抽出ユニットが2つあり、これにより、カフェなどで定番ブレンド2種とカフェインレスコーヒー、あるいは定番ブレンド2種と高級豆といった形でオペレーションできる」と高い評価を得ている。

さらに年末から年明けには長く人気を博した「ハーモニー」シリーズに代わる新機種としてよりグレードアップした「シルバーエース」を投入する予定だ。

「リアベンドーズ」(イタリア)では、省エネに対応したボイラーレスの新機種を展開。これは「バリサーモシステムを導入し、ボタンを押したときにヒーターが機能し瞬間的に水を沸かすことで電気代が節約できる」ものとなる。

「サンレモ」のコンパクトサイズの「ZOE Compact」
「サンレモ」のコンパクトサイズの「ZOE Compact」

ハイエンドモデルのエスプレッソマシン「サンレモ」(イタリア)は、日本市場にフィットした、ミドルローの位置づけで幅53センチ、2連式コンパクトサイズの「ZOE Compact」が好調。

「新たに開業されるカフェなどから、高い機能性とクラッシックなデザイン、スペースが広くなくても置ける」という高い評価を得ている。

経営面では、「コーヒービジネスの成功づくり」を戦略に掲げ、新製品開発・品質向上・メンテナンスサービス強化・人材育成の4つの柱に注力。

河口社長は「それぞれテーマを持ちながら戦略リーダーが中心となって取り組むことにより、現場にとってリアリティのある戦略推進が可能になった」と述べる。

最も基盤となる品質についての配慮も万全に行うため「定期的にメーカーと品質改善に関するディスカッションを重ねている。また、スピーディーな対応を行うため、コールセンターは、コンタクトセンターとコントロールセンターの2つに分けた。コンタクトセンターでは顧客とのコミュニケーションに対応し、コントロールセンターでは主にメンテナンスや技術などの問い合わせに対応している」。

さらにメンテナンスサービスの取り組みとしては、技術力向上と全国の技術レベルの平準化を目的にトレーニング専門部隊を設けて、リアルでの訪問とオンラインの両方でメンテナンスや技術指導に取り組んでいる。築き上げた信頼にさらなる価値を重ね続けることがブルーマチックの成長の原動力になっている

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。