12.1 C
Tokyo
14.5 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類ハナマルキ 注力商品「液体塩こうじ」 海外で約10倍へ成長

ハナマルキ 注力商品「液体塩こうじ」 海外で約10倍へ成長

ハナマルキの注力商品である、粒を絞った液体タイプの塩こうじ「液体塩こうじ」の海外での売上が増加している。15年に海外向け販売を開始した同商品は、販売開始以降5年間で約10倍に売上を伸ばし、2021年度の売上だけに注目すると前年比130%となっており、右肩上がりに増加している。

13年12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから、今年で10年を迎える。農水省の「2021年農林水産物・食品の輸出実績(品目別)」によると、調味料の輸出額は20年に505億円だったところ、21年には607億円と前年比120%に増加しており、日本の食品だけでなく、日本の調味料を自国の料理に取り入れるというニーズも高まっていることがうかがえる。

その中で、海外での「液体塩こうじ」の売上は、海外向け販売開始後の16年度から21年度の間で約10倍に伸びている。19年には専用工場としてタイ工場を新設し、20年に海外向け出荷を開始しており、海外市場での販売拡大と売上向上を実現している。

19年に新設したタイ工場
19年に新設したタイ工場

現在、海外販売実績国は欧米・アジアなど合計30か国にのぼる。「みそ以上に使いやすい、国を選ばないで使用できる調味料だ」と評判になり、業務用での認知度がより高まっている。主に肉・魚類の加工品や、おにぎり、BBQソース、大豆パテバーガー、キムチなど様々な食品に使用されている。

「塩こうじ」を液体化した「液体塩こうじ」は、こうじの持つ酵素の働きで旨み成分を引き出す力があるなど、日本古来の発酵調味料として海外で大きく広がっていく可能性がある。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。