冷凍自販機「ど冷えもん」7千台突破 専用アプリに新機能 人気商品の検索が可能に

サンデン・リテールシステムの冷凍食品自動販売機「ど冷えもん」は、3月末時点の設置台数が7千台超に達した。4月28日、「ど冷えもん」の全シリーズに対応したスマホアプリ「ど冷えもんGO」に新機能を追加。各都道府県で人気の高い商品と自販機を検索できるようにした。

「ど冷えもん」は、スーパーやコンビニでは売っていない有名飲食店や産地直送の冷凍食品が楽しめることで人気を集め、すでに全国47都道府県に設置されている。従来のアプリは設置場所の検索に特化していたが、新機能では人気のメニューと自販機に関する情報を都道府県別に入手できる。デイリー、週間、月間を選択可能で、最近では「牛もつ鍋セット」「アニマルマカロン」「刺身盛り」「餃子」などが上位にランクイン。記者がサービス開始初日に利用してみたところ、東京都内で人気の「ど冷えもん」は1位「世界一小さな?焼肉屋 町屋店」をはじめ、豊島区の中華総菜、大田区のヒレかつサンド、港区の大手テレビ局などの自販機がベスト10入りした。

同社の広報担当者は「新機能の追加で各地域の人気商品やお土産を探し出せる。生活者に新しい食との出会いを提供できれば」としている。