マルヤナギ小倉屋は4月1日から、従業員が休憩時間に自社製品を自由に食べられる「オフィスもち麦・蒸し豆」を始めた。本社と全国の営業所、工場に蒸し大豆と蒸しもち麦関連商品を設置している。
同社は18年に「健康経営と食育推進室」を設立。従業員が健康に対する目標と取り組みを宣言し達成を目指したり、常勤の保健師を社内に置き相談の機会を作ったりしている。
昨年は「蒸し大豆2週間チャレンジ」を実施し、希望する従業員に2週間分の蒸し大豆を配った。54人が挑戦し、約4割が「体重が減った」と回答。平均で1.3㎏減少したという。「自社製品を食べることが自身の食生活や生活習慣を考えるきっかけになれば」(同社)と始めた。
同製品群の健康面に対する評価は社外でも高い。エムスリーが昨年実施した「Ask Doctors評価サービス」では、同社の蒸し豆・蒸しもち麦11品に対し100人中97%の医師が「人に勧めたい」、96%が「自身で食べ続けたい」と回答。「医師の確認済み商品」マークを取得した。