3.1 C
Tokyo
2.8 C
Osaka
2025 / 12 / 26 金曜日
ログイン
English
加工食品菓子腸内環境に合わせたグラノーラを 「個」に寄り添う定期購買サービス開始 カルビー

腸内環境に合わせたグラノーラを 「個」に寄り添う定期購買サービス開始 カルビー

カルビーは4月25日から、メタジェン(本社・山形県鶴岡市)、サイキンソー(本社・東京都渋谷区)と共同開発した、個人の腸内環境を検査しグラノーラを定期購買するサービス「Body Granola」を開始した。カルビーが成長戦略として掲げている新規領域「食と健康」の新たなビジネスモデルとして確立し、5年間で延べ10万人の利用を目標としている。

2030年に向けた長期ビジョン「NEXT Calbee&Beyond」の実現へ23~25年を構造改革期とし、成長戦略の柱に①国内コア事業②海外事業③アグリビジネス④食と健康――を掲げ、「Body Granola」は新規領域の食と健康に当たる。

江原信代表取締役社長兼CEOは、今回の開発経緯について「個に寄り添った商品・サービスでお客様の健康に寄与したいという思いから、コロナ禍で低下が懸念されていた「免疫」に着目し、腸内環境研究で国内最先端のメタジェンさんと、国内最多の腸内フローラ検査を手掛けるサイキンソーさんの知見を生かし、約2年半を経て発売に至った」と語り、腸内環境に着目した新たなビジネスモデルの構築を図る。

事業スキームは、サイキンソーの腸内環境検査(税抜価格9千800円)を実施し、約1か月後に検査結果を基にグラノーラを選択、定期購入(同3千500円/月+送料)する仕組み。

なお、今後は中国を中心とした海外展開も視野に入れているほか、エビデンスを基に健康に良いフードを展開していきたい考え。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。