12.7 C
Tokyo
13.4 C
Osaka
2025 / 12 / 17 水曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類エスビー食品 7月1日から値上げ カレールウなど家庭用中心に218品

エスビー食品 7月1日から値上げ カレールウなど家庭用中心に218品

エスビー食品は7月1日納品分から家庭用即席ルウ、家庭用レトルト、海外ブランドを含む計218品目の価格を改定する。原材料価格や物流費、エネルギーコストなどの上昇が続く中で企業努力では吸収できない状況となり、この傾向は今後も続くと予想されるため値上げを実施することにした。家庭用即席ルウ、家庭用レトルトは昨年9月に続く値上げ。

家庭用即席ルウ製品は67品目を対象に平均13.3%の値上げ、家庭用レトルト製品は49品目を対象に平均10.2%の値上げ、家庭用カレー関連製品は16品目を対象に平均11.1%の値上げ、家庭用どんぶりの素製品は3品目を対象に平均19.6%の値上げ、家庭用インスタント麺製品(EC専用品含む)は4品目を対象に平均9.4%の値上げを実施する。

海外ブランドの「李錦記」は38品目を対象に平均5.5%の値上げ、「FAUCHON紅茶」は6品目を対象に平均15.3%の値上げ、「MAILLE」は16品目を対象に平均31.6%の値上げ、「ボンヌママン」(業務用製品含む)は19品を対象に平均12.0%の値上げを実施する。

主要製品の希望小売価格(税抜き)を見ると、家庭用即席ルウの「ゴールデンカレー198g中辛」は339円から385円への値上げ、家庭用レトルトの「フォン・ド・ボーディナーカレーレトルト200g中辛」は318円から350円への値上げ、家庭用カレー関連の「カレープラスチャツネ43g」は165円から188円への値上げになる。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。