エスビー食品 7月1日から値上げ カレールウなど家庭用中心に218品

エスビー食品は7月1日納品分から家庭用即席ルウ、家庭用レトルト、海外ブランドを含む計218品目の価格を改定する。原材料価格や物流費、エネルギーコストなどの上昇が続く中で企業努力では吸収できない状況となり、この傾向は今後も続くと予想されるため値上げを実施することにした。家庭用即席ルウ、家庭用レトルトは昨年9月に続く値上げ。

家庭用即席ルウ製品は67品目を対象に平均13.3%の値上げ、家庭用レトルト製品は49品目を対象に平均10.2%の値上げ、家庭用カレー関連製品は16品目を対象に平均11.1%の値上げ、家庭用どんぶりの素製品は3品目を対象に平均19.6%の値上げ、家庭用インスタント麺製品(EC専用品含む)は4品目を対象に平均9.4%の値上げを実施する。

海外ブランドの「李錦記」は38品目を対象に平均5.5%の値上げ、「FAUCHON紅茶」は6品目を対象に平均15.3%の値上げ、「MAILLE」は16品目を対象に平均31.6%の値上げ、「ボンヌママン」(業務用製品含む)は19品を対象に平均12.0%の値上げを実施する。

主要製品の希望小売価格(税抜き)を見ると、家庭用即席ルウの「ゴールデンカレー198g中辛」は339円から385円への値上げ、家庭用レトルトの「フォン・ド・ボーディナーカレーレトルト200g中辛」は318円から350円への値上げ、家庭用カレー関連の「カレープラスチャツネ43g」は165円から188円への値上げになる。