楽天グループと西友は、千葉県松戸市に「楽天西友ネットスーパー」専用物流センターを本格稼働した。
新センター「楽天松戸iFC」は東京外環道・松戸ICから約4㎞に立地。大型物流施設の全フロアを賃貸したBTS型の物流センターで、地上4階建て、延床面積2万1千500坪(約7万1千㎡)、賃貸面積2万坪(約6万700㎡)。「楽天西友ネットスーパー」の物流センターの中で最大規模を誇っており、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で最大4~5万アイテムを保管可能だ。搬送や保管など自動化設備を導入し、倉庫内の作業効率を大幅に向上させた。
これまで稼働していた千葉県柏市の物流センターは閉鎖し、より大規模で効率化した新センターに機能を集約することで、当日配送枠を拡充し、首都圏での供給能力強化とサービスの利便性向上を図る。
なお、楽天と西友が協働運営する「楽天西友ネットスーパー」事業の流通総額は22年第3四半期時点で前年比15.2%増。近隣店舗からの出荷を除く、物流センターからの出荷流通総額は前年比32.2%増と大幅伸長している。