11.9 C
Tokyo
11.5 C
Osaka
2025 / 12 / 03 水曜日
ログイン
English
流通・飲食小売楽天西友ネットスーパー 松戸物流センター稼働 首都圏の供給能力拡充
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

楽天西友ネットスーパー 松戸物流センター稼働 首都圏の供給能力拡充

楽天グループと西友は、千葉県松戸市に「楽天西友ネットスーパー」専用物流センターを本格稼働した。

新センター「楽天松戸iFC」は東京外環道・松戸ICから約4㎞に立地。大型物流施設の全フロアを賃貸したBTS型の物流センターで、地上4階建て、延床面積2万1千500坪(約7万1千㎡)、賃貸面積2万坪(約6万700㎡)。「楽天西友ネットスーパー」の物流センターの中で最大規模を誇っており、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で最大4~5万アイテムを保管可能だ。搬送や保管など自動化設備を導入し、倉庫内の作業効率を大幅に向上させた。

これまで稼働していた千葉県柏市の物流センターは閉鎖し、より大規模で効率化した新センターに機能を集約することで、当日配送枠を拡充し、首都圏での供給能力強化とサービスの利便性向上を図る。

なお、楽天と西友が協働運営する「楽天西友ネットスーパー」事業の流通総額は22年第3四半期時点で前年比15.2%増。近隣店舗からの出荷を除く、物流センターからの出荷流通総額は前年比32.2%増と大幅伸長している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点