東洋水産は3月24日、創立70周年記念パーティーを都内のホテルオークラ東京で開き、国内外から関係者約550人が出席。冒頭、堤殷会長が列席者に感謝の言葉を述べ、「今後も創業の精神を引き継いでいく」とあいさつした。
来賓代表で三井物産の堀健一社長CEOが登壇し、乾杯の発声を全日本柔道連盟の山下泰裕会長が行った。歓談中には70周年を振り返る特別映像をはじめ、CMに出演する役所広司さん、米倉涼子さんらのビデオメッセージを放映。次いで、「赤いきつねうどん・緑のたぬき天そば」のCMに出演し続けている武田鉄矢さんが登場。司会を務めたフリーアナウンサーの渡辺真理さんとトークショーを行い、CMの制作秘話や創業者・森和夫氏とのエピソードなどを披露した。さらには海援隊のメンバーで「贈る言葉」などのヒット曲を演奏し盛り上げた。中締めのあいさつで今村将也社長は「これからも誠実に本業に励み、社業の発展に取り組みたい」などと述べた。
会場内では水産事業から始まり、加工食品事業、海外事業まで多角的に発展してきた同社の歩みをパネルやポスターで紹介。現在販売しているカップ麺、チルド麺、パックご飯、FDスープなどの「マルちゃん」製品も展示した。