明治は、12月に発売50周年を迎える「明治 ブルガリアヨーグルト」ブランドの「明治 ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」「同やさしい甘み」(各400g、税込み291円)を27日から全国でリニューアル発売。「ヨーグルトの一般常識を覆した、プレーンヨーグルトを進化させる驚きの発見」(明治)と自信を見せる10年ぶりの新製法「くちどけ芳醇発酵」を採用し、くちどけの良さと爽やかさの中にミルク感が広がる芳醇な味わいが楽しめる仕立てにした。
プレーンヨーグルトは構造上たんぱく質と乳脂肪球が網目状に形成されるが、乳たんぱく質を繊細にして滑らかにする「超高温殺菌」技術を採用した場合、ヨーグルトが柔らかくなりすぎる点で課題があった。今回脂肪球を意図的に通常よりも小さくする「脂肪微細化」を「超高温殺菌」に組み合わせることで、乳脂肪球が乳たんぱく質の構造を補強し十分な硬さを維持できるようにした。
同社が20~60代男女442人に実施した調査では、「くちどけ芳醇発酵」を導入した商品は従来品に比べ緻密で繊細な組織のため、口の中でより小さな力でヨーグルトが崩れやすく滑らかに感じられるほか、酸味の中にもよりミルク風味を感じることが分かった。リニューアルに合わせてパッケージも変更。左右対称の正円を中央に配置し、シンプルかつ存在感を高めながら、ピュアなヨーグルトのイメージにした。背景の紺色のグラデーションは腸から全身に広がる健康をイメージしている。