チーズ公正取引協議会が表示検査会 明瞭でわかりやすい表示を

チーズ公正取引協議会は17日、東京千代田区の乳業会館で、第16回チーズ類表示検査会を開催した。

冒頭、挨拶に立った佐藤雅俊委員長(雪印メグミルク社長)は「表示検査会は、チーズを購入されるお客様のご意見を率直にお伺いし、今後の表示に生かしていくことを目的に開催している。食品の表示は、法律の遵守は当然のこととして、実際に商品を購入されるお客様が必要とする情報、これらを漏れがないよう、理解できるように、明瞭で分かりやすく表示することが重要だ」と語った。

検査会では、景品・表示調査員が国産・輸入品合わせて約60品を対象に、原材料名、原料原産地名、内容量、賞味期限、栄養成分の表示や、不当表示などについてチェックした。