14.9 C
Tokyo
11 C
Osaka
2026 / 03 / 04 水曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物そうめん商戦はじまる 相場「安値」も過去最高額に

そうめん商戦はじまる 相場「安値」も過去最高額に

手延そうめん商戦の始まりを告げる「卜定祭(ぼくじょうさい)」が5日、奈良県桜井市の三輪明神大神神社にて催された。春から本格化する商戦の盛況を祈願するとともに、昨年秋から生産されている「令和4年度産そうめん」の初売り価格を占いで決定する。主催は奈良県三輪素麺工業協同組合とその販売業者8社で組織する奈良県三輪素麺販売協議会。

過去2年続けて規模を縮小して開催していたことから、今年は地元や他産地の関係者を招待して3年ぶりに盛大に行った。大神神社で行われた神事では、宮司による祈祷や巫女の舞、各界代表者による玉串奉納が行われた。

また「卜定の儀」では、組合産そうめんの9割を占める「三輪の誉(ほまれ)」1箱18kgの初売り価格が、「安値」「中値」「高値」の中から「安値」の託宣がくだった。近年の原料小麦や資材関係の高騰で値上げを実施したこともあり、前年より800円高の1万1千800円と、過去最高価格の相場でスタートした。

本殿境内では一般客も見守るなか、組合婦人会による「三輪素麺音頭」と「三輪掛歌」を披露。その後、関係者は場所を移し大行事社、恵比須神社に参拝し商戦繁盛を願った。

小西幸夫理事長は「結果は『安値』だが、「安」にちなみ、安全安心で美味しいそうめんを安定的に提供できるように、生産者と販売業者が一丸となって頑張りたい。若い人にそうめんづくりを継承するためにも、県や市と協力しながら三輪そうめん振興に力を入れる」などと話した。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。