セブン‐イレブン・ジャパンは13日、現地時間1月11日にイスラエル最大の都市圏・テルアビブでセブン‐イレブン1号店を開店したことを明らかにした。
イスラエルでの出店は初めて。
出店したのは同社合弁会社の7-Eleven International LLC(本社:米国、以下、7IN)のマスターフランチャイジーであるElectra Consumer Products Ltd.。
昨年、7INとElectra Consumer Products Ltd.がイスラエルにおけるセブン‐イレブン店舗の開発・運営に関する20年間のマスターフランチャイズ契約を結んだことに伴う動きとなる。
Electra Consumer Products Ltd.は、7INとの契約のもと、テルアビブを皮切りに今後5~6年をかけてイスラエル全土にセブン‐イレブン店舗を展開する予定となっている。
1号店では、地域密着を掲げ、米国セブン‐イレブンの代表的な飲料商品であるスラーピーに加え、地元の人々の嗜好に合わせて開発された新鮮なサンドイッチ、伝統的なサラダ、地元産のソースやトッピングを使ったソーセージなどのカーシャ食品(ユダヤ教の戒律に従った食品)などを販売していく。
1号店のあるテルアビブは、イスラエルのテクノロジーと経済の中心地でミレニアル世代とZ世代の人口が着実に増加している。
7INの阿部真治Co-CEOは「経済が発展し、人口が増加しているイスラエルは、セブン‐イレブンが事業を行う上で素晴らしい環境を提供している。セブン‐イレブンの進出によりイスラエルのお客様に現在市場にない店舗形態で高品質のフレッシュフードと利便性のニーズを満たすワンストップショッピングのソリューションを提供する」とコメントする。