その他企業活動クラダシ 子ども食堂支援のDX化実験 慶応大学SFC研究所と

クラダシ 子ども食堂支援のDX化実験 慶応大学SFC研究所と

社会貢献型ショッピングサイトを運営するクラダシは、慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市、飯盛義徳所長)と共同で、企業が保有する災害用備蓄食品の情報データと子ども食堂とのマッチングを行う実証実験を14日から開始すると発表した。

今回の実証実験は、SFC研究所が参画する内閣府プロジェクトの一環として推進される「スマートフードチェーンプラットフォーム(SFP)」の社会実装に向けて、子ども食堂への安定的な食材提供の仕組み作りを目指すクラダシの提案が採用され実現したもの。食品提供企業として積水ハウスと三井住友銀行が実験に参加するほか、子ども食堂への食材配送はタクシー会社の東京・日本交通が担う。

積水ハウスと三井住友銀行が保有する災害用備蓄食品の入れ替えタイミングなどの情報を、SFPに登録しデータ連携することにより、大阪府内の5つの子ども食堂との食品マッチングを行う。マッチングされた食品は、両社の食品保管先から東京・日本交通のタクシーやトラックを活用し子ども食堂に配送される仕組みだ。実証実験の期間は3月10日までの約1か月としている。

子ども食堂は全国に6千か所以上あるが、「どこも食材や資金などの支援を求めているが、安定的に食材を提供する仕組み作りが難しく、支援は十分にできていない」(クラダシ・関藤社長)という。「SFPとのデータ連携、余剰食品を提供したい企業との連携により、子ども食堂への円滑かつ迅速な食品提供を実現したい」(同)考えだ。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。