14.1 C
Tokyo
10.4 C
Osaka
2025 / 11 / 02 日曜日
English
逆光線(コラム)新型コロナ 飛び交う「言葉」
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

新型コロナ 飛び交う「言葉」

コロナウイルスは5か月間に世界に拡散しマスコミは第三次世界大戦や世界細菌戦争と表現、その悲惨さを伝えている。死者や被害額は戦争に匹敵するが、大きな違いは対戦国が見えないこと。だから当然、終結宣言も出しにくい。

▼政府や自治体は生活者に注意喚起を促すに当たり、インターネットを通した国際報道を意識してか英語を連発。パンデミックやクラスター、オーバーシュート、ロックダウン、テレワーク、ソーシャルディスタンスなど初めて聞く単語が飛び交っている。最初は理解に苦しんだが、最近では聞き慣れ、「感染者の集団」と聞くより「クラスター」の方が分かりやすい。

▼小欄ではあえて英語の使い方が間違っているとか、表現が違うなどと指摘するつもりはなく、意味が伝わればそれでいい。

▼だが、日本語で一部間違って使われているのが「収束」と「終息」。大辞泉によれば「収束」は「分裂や混乱がまとまり収まること」、「終息」は「物事が終わりやむこと」。コロナ感染は当面「収束」を目指し、最終目標は「終息」が正しい使い方だろう。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点