アイリスオーヤマ 国産マスク生産設備を搬入

アイリスオーヤマは20日、国産マスクの生産稼働に向けて、宮城県角田工場(宮城県角田市小坂上小坂 1 番)に生産設備の搬入を開始した。今後、順次生産設備を搬入しマスク・不織布ラインを6月から順次稼働させる。新規雇用を順次行い計100 人を予定している。

同社は、政府の「国内投資促進事業費補助金」を活用し宮城県角田工場の一部を改修して月1億5000万枚生産する。

中国におけるマスクの重要資材である不織布の価格高騰による影響も考慮し、同工場内に資材製造設備も新たに導入することで内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直す。マスク用不織布はメルトブロー(中間層フィルター)とスパンボンド(内側と外側の単層不織布)を製造する。