17.9 C
Tokyo
14 C
Osaka
2025 / 12 / 21 日曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料韓国「ダルゴナコーヒー」SNSで話題、大手メーカーも発信 「400回かき混ぜ」不要レシピも

韓国「ダルゴナコーヒー」SNSで話題、大手メーカーも発信 「400回かき混ぜ」不要レシピも

SNSで話題となっている韓国発祥のダルゴナコーヒー(タルゴナコーヒー)に大手メーカーも着目し、ツイッターなどで発信している。

コーヒーの上にミルクフォームを乗せたのがカフェラテであるのに対し、ダルゴナコーヒーはその逆でミルクの上にコーヒーホイップを乗せたものとなる。ダルゴナとは韓国語でカルメ焼きを意味し、コーヒーホイップの甘くてほろ苦い味がカルメ焼きを連想させることから命名されたという。冒頭の一文字の濁点をとってタルゴナとも発音する。

つくり方はさまざまだが、一般的にはインスタントコーヒー・砂糖・水(湯)をほぼ均等の割合でかき回すだけで完成する。韓国ではスプーンで400回かき回すことが流行っているように、ハンドミキサーを使うなどして撹拌を重ねるほど濃厚でおいしそうなホイップとなる。

このトレンドに対し、「ネスカフェ」公式ツイッターアカウントでは「ネスカフェ ゴールドブレンド 濃厚カプチーノ」を使った“ずぼらタルゴナコーヒー”を提案している。

「泡立て器がない、400回混ぜる気力がない…と悩んでいる方!豊かな泡が特長の#ネスカフェ ゴールドブレンド 濃厚カプチーノを少量のお湯を注いで10回程混ぜるだけでふわふわな泡が♪ 名付けて #ずぼらタルゴナコーヒーお試しを」とつぶやいている。

味の素AGF社も公式ツイッターアカウントで「#気分だけでも世界旅行」のハッシュタグをつけて韓国の話題のコーヒーとして紹介。「マキシムブラックインボックスアソート」を使い「インスタントコーヒー、お湯、砂糖を1:1:1の割合でいれ密閉容器でフリフリすれば30秒程度で完成」とコメントしている。

味の素AGFは「#気分だけでも世界旅行」の1つとして紹介
味の素AGFは「#気分だけでも世界旅行」の1つとして紹介

そのほか、AGFの「#気分だけでも世界旅行」では、エスプレッソに同量の練乳を加えて飲むスペインのアレンジコーヒー(カフェ・ボンボン)を紹介している。

UCC上島珈琲はホームページで、ハンドミキサーで泡立てるやり方を公開。インスタントコーヒー「ザ・ブレンド」30g、砂糖30g、湯30gをボウルに入れて「全体が白っぽいクリーム状になり角が立つまで、ハンドミキサーで泡立てる」と説明している。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。