持続可能なパーム油調達へ、ルウなどの原料をRSPO認証品に ハウス

ハウス食品は、持続可能な原材料調達の取り組みの一環として、自社工場で購入しているパーム油について、4月からRSPO認証パーム油への切り替えを開始した。現在ルウ製品への使用量相当分を調達しており、今後レトルト製品への使用量相当分も同様にRSPO認証パーム油へ切り替えていく。

今年1月にはハウス食品のすべての自社工場(関東工場、静岡工場、奈良工場、福岡工場)とハウス食品ブランドのレトルト製品を製造するサンハウス食品でRSPOサプライチェーン認証を取得。これにより、主力製品カテゴリーであるルウ製品とレトルト製品で認証パーム油への切り替えが可能になった。

ハウス食品グループは以前から原材料産地の社会課題や環境などに配慮する持続可能な原材料調達の取り組みを進めている。その取り組みを強化するため、18年1月には「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」に加盟し、持続可能なパーム油の調達に向けて準備を進めてきた。

18年4月からスタートした第六次中期計画でも重要な取り組みとして位置付けており、引き続き持続可能な原材料調達の取り組みを強化し、原材料の生産者やサプライヤーをはじめとするステークホルダーの笑顔を創出することで「食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします」というグループ理念の実現を目指していく。