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2025 / 11 / 02 日曜日
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逆光線(コラム)万全の体調で時代に向き合う
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

万全の体調で時代に向き合う

令和のスタートから3週間あまり。大型連休も終わり、祝賀ムードは一息ついた感がある。しかし株安は一息ついたものの、米中貿易摩擦の激化もあり、景気の先行き不透明感が強まっていることは間違いない。

▼上場企業の3月期決算はまだら模様だが、すでに一部に景気減速の影響も見られた。特に国内については10月に消費増税の実施が予定されていることもあり、先行きへの不透明感ではなく不安感が強まっていると言えるかもしれない。

▼そんな中でも、季節はめぐる。すでに奄美・沖縄地方は梅雨入りし、21日にかけては、全国的に雨に見舞われた。長雨の季節は目の前に迫っている。一方、気温は全国的に高いようだ。気象庁の予報を見ても、向こう1か月の気温は平年よりも高くなるようだ。

▼5月下旬に入り、夏バテ対策や熱中症対策を含む夏場の需要を見込んだ商品やメニューを投入する動きが広がってきた。夏場は、仕事にとっては、チャンスの時期だが、個人にとっては、体調に気をつけたい季節でもある。万全の体調で不透明感や不安感の強まる時代に向き合いたい。

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