6.5 C
Tokyo
12.7 C
Osaka
2025 / 12 / 24 水曜日
ログイン
English
飲料系酒類「スーパードライ」に初の業務用〈ザ・クール〉 仲間とのシーン盛り上げ 若者向けに新提案

「スーパードライ」に初の業務用〈ザ・クール〉 仲間とのシーン盛り上げ 若者向けに新提案

アサヒビールは9日に「スーパードライ(SD)」ブランドから、若年層の新需要創造を目指す“もう一つの「スーパードライ」”を活動テーマに掲げた「アサヒスーパードライ ザ・クール」(瓶334㎖、ALC5%)を発売。同ブランドからの業務用市場向け商品は初。

「ザ・クール」の味覚は「SD」ブランドを骨格とし、苦みや渋みを抑えることで、よりスッキリとした味わいが楽しめる。この味を「洗練された、シャープな新辛口」と表現しラベルで訴求する。

同社が昨年10月に行った年代別のビール類消費動向のWeb調査では、20~30代の家庭内購入容量は他の世代より少ないが、友人や知人とともに外飲みする頻度が他の世代より高い傾向にあることが示されている。6割以上が飲食店からビール類の飲用を始めており、外飲みの場を自分らしさを開放できる場ととらえていることが分かった。業務用市場での新たな提案が若年層のビール需要獲得につながるとみる。

そこで業務用市場向けに“若者が仲間と一緒にビールを飲んで開放的に盛り上がる!”シーンに合うブランドの確立に取り組み、レジャー、スポーツバー、クラブといった業態を中心に「ザ・クール」を瓶から直接飲用するスタイルを提案する。また「カルピス」などを使ったビアカクテルメニュー「クール スタイル」を提案し、エントリーユーザーのトライアルを狙う。

合わせて12日には、東京・表参道にブランドコンセプトショップ「DRY THE COOL BAR inspired by Instagram」を開設。情報感度が高い世代にブランドの世界観や、これまでにない飲用シーンの提案を発信。新たなビール文化の醸成を図る。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。