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国分北海道 新モーダルシフト実証実験に参画 道内広域輸送の維持安定へ

 国分北海道は日本貨物鉄道北海道支社および北海道と構成する「北海道『新モーダルシフト』推進協議会」に参画し、鉄道を活用した新たな輸送モデルの実証実験を開始した。

 北海道は広大な面積に都市・生産地・消費地が分散しており、道内各地で消費される加工食品・酒類・飲料・日用品などの生活必需品は、主に札幌圏の物流拠点から長距離トラック輸送で運ばれている。

 しかし、トラックドライバーの時間外労働規制や高齢化・人手不足、各種コストの上昇により従来の長距離トラック輸送の維持が困難になりつつある。特に札幌から北見・釧路方面への輸送は負担が大きく、将来的な供給網への影響が懸念されている。

 こうした課題に対し、トラック輸送への過度な依存を緩和し、鉄道貨物輸送を活用した新たな輸送モデルの確立に向けて、実証実験を開始した。

 従来の貨物鉄道輸送は小品種・大ロットの利用が中心だったが、新モーダルシフトの実証実験では①多品種・小ロット・パレット単位の混載輸送②ミルクラン方式(共同集配)の拡大③中小荷主・トラック事業者への選択肢の拡大――により新たな輸送モデルを検証する。

①は、生産地(北見・釧路方面)へ戻る空コンテナの回送余力を活用、加工食品・酒類・飲料・日用品などの生活必需品をパレット単位で集荷・混載して輸送する。

②は、発駅側(札幌)において複数の荷主・物流拠点を巡回して集荷するミルクラン方式を導入。着駅側(北見・釧路)でも同様の巡回配送や資材回収を行う。

③は、複雑な荷扱いルールやコスト面のハードルを解消して、中小企業にとっても日常的な輸送手段として利用しやすい標準モデル化を推進する。

 実証実験は9月28日~10月3日に第1クールを実施。10月末以降にも第2クールを予定している。
参加荷主は国分北海道、セイコーフレッシュフーズ、ジャストカーゴ、サッポログループ物流、幸楽輸送、ベスト・ロジスティクス・パートナーズ。

 実証実験終了後は、輸送実績、作業時間、リードタイム、積載効率、コスト、CO2削減効果などを検証・分析し、社会実装に向けた課題整理を行う。

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