味の素AGFは、同社初となるカフェインハーフを実現した商品として、インスタントコーヒーと大麦エキスをブレンドした新商品「ブレンディ」大麦とコーヒーを10月1日から一部の通販と小売店でテスト販売する。
同商品は、同社独自の風味設計技術でコーヒーに大麦エキスをブレンドしたミルクなし・甘さなしのコーヒー調整品。コーヒー2050年問題とカフェインや苦味を忌避する若年層に着目して開発された。
コーヒー2050年問題では、全世界のコーヒーの約6割を占める高品質なアラビカコーヒーは気候変動による気温上昇や降雨量の減少などさまざまな影響を受け2050年には栽培適地が2015年比で半減すると言われている
8月26日、秋冬新製品発表会で石井大介コンシューマービジネス部長は「コーヒー2050年問題ということで将来、コーヒーの供給量が制限され価格の高止まりの恐れがある中、そのようなことも含めて対応が求められていることが開発の背景」と語る。
パッケージ側面には「コーヒーの未来のために」と題し、コーヒー2050年問題について記載している。
カフェインの忌避については、カフェインマネジメントユーザーを分析したところ「想像以上にコーヒーに対して自由度の低い窮屈な飲み物というパーセプション(知覚・認知)ができつつあることが判明した」という。
一方、カフェインレスやカフェインハーフに対しては「我慢しているからおいしいと感じられない」と思われていることも浮き彫りとなったことから「今回、コンセプトを『自由で新しい、自分が気持ちよくなれる』とし、カフェインマネジメントという言い方ではなく『カフェインと上手くつきあえる』をアピールするような新商品を考えた」と述べる。
こうした考えのもと、カフェインハーフに仕立てられ、軽やかで飲みやすい味わいが特徴となっている。
「大麦の香ばしさを活かしながら、コーヒーのまろやかさも味わえて、非常に軽やかな味わいになっている」と胸を張る。

