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明治グループ創業110周年 本社で歴代商品など一般公開 「過去を振り返るものではなく新たな一歩を踏み出す機会」

 明治ホールディングスは8月31日、10月9日に明治グループが創業110周年を迎えることを記念して、本社ビル1階(東京都中央区)のエントランスホールに歴代商品や資料などを展示して一般公開した。公開期間は来年3月31日まで。平日のみ公開。期間中、取引先を含め総計5万人の来場を見込む。

 31日、一般公開に先立ちオープニングセレモニーであいさつした松田克也社長CEOは「110周年という節目は私たちにとって過去を振り返るためのものではない。創業以来受け継いできた栄養報国の精神を改めて見つめ直し、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す機会であると考えている」と力を込める。

110周年ロゴを掲げる松田克也社長CEO
110周年ロゴを掲げる松田克也社長CEO

 記念展示では、創業期から現在までの年表のほか、菓子や乳製品など歴代商品のパッケージ、ペニシリンの歴史、CMギャラリーなどを披露している。

 本社ビルで開催した意義については「消費者あるいは社会から応援していただいているから今があるわけで、皆さまに110年の歴史を知っていただきたい。さらに言うと110年の歴史を披露するということは、次の100年をこれまでの110年以上にしっかりやるという決意表明」と説明する。

 次の100年に向けては、食品と医薬品の中間領域や、食品と医薬品それぞれの知見を結びつけた新価値創造に取り組み、明治だからできるサービス・商品をもって社会に貢献する。

 「明治グループは、食品と医薬品を一緒に展開している世界の中でも珍しい企業体。1946年には菓子屋がペニシリンの製造に着手し、1973年には『明治ブルガリアヨーグルト』を発売してプレーンヨーグルト市場を切り開きプロバイオティクスへと発展。チョコレートにおいても『虫歯になったり太ったりするからダメ』と言われていたものを『明治 ザ・カカオ』や『チョコレート効果』を発売して大人が健康のために食べるポジティブなものに転換。そんな明治だからできることをやっていくのが、これからの10年であり、100年」と意欲をのぞかせる。

 本社ビルに隣接する「meiji gallery」では「明治ミルクチョコレート100周年展」を10月23日まで開催している。

「meiji gallery」で開催中の「明治ミルクチョコレート100周年展」
「meiji gallery」で開催中の「明治ミルクチョコレート100周年展」

 「明治ミルクチョコレート」が9月13日に発売から100周年の節目を迎えるにあたっては「1月、エクアドルのノボア大統領との面会がかない資料を見ていただいたところ、100年前から当社と取引関係があることにとても驚かれていた。『明治ミルクチョコレート』があるからこそ、そこから『明治 ザ・カカオ』や『チョコレート効果』が派生した。新しい価値を創ってこられた先人たちは素晴らしいと思う」と称える。

 「meiji gallery」は同展の開催を機に、明治グループの情報発信の場として活用される。

 同展の会期終了後は「ペニシリン80周年記念展示」の開催を予定している。

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