ヤグチは8月19日、仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタで「第22回2026ヤグチ東北ブロック見本市」を開催した。出展メーカーは140社(常温76社、冷食42社、酒・ノンフーズ・特販・米など9社、原料系9社、DX関連4社)。東北エリアの業務用卸店やユーザーら約500人規模を招いた。
「特性×用途で比較! 現場のニーズをつなぐマッチング提案」をテーマに、ヤグチが提唱する4つのパフォーマンス(4Pフード、コスト・タイム・ヘルス・スペース)の視点で、ユーザーが抱える現場課題やニーズに即した商材を分かりやすく紹介した。
メーンテーマコーナーではメーカー6社(味の素、味の素冷食、カゴメ、キユーピー、ケンコーマヨネーズ、ハインツ日本)が出展。各社の重点商材を実際に食べ比べ、メニューや用途に応じて最適な商材を選べる提案が好評だった。
東北エリア企画では、食のみやぎ応援団とコラボした「みやぎご当地コロッケ総選挙」を実施したほか、牛タンや気仙沼産サメジャーキーなどのご当地商材の試食提案に力を入れた。
ヤグチオリジナルのPBコーナーでは「YGC」「VPS」各ブランドの新商材や重点商品を紹介。骨取切り身や馬刺し、フルーツなどの冷凍品、工程簡略化と品質安定性に優れた煮切りタイプの本みりん・調理用濃縮ワイン、国産品の供給不安を解消する輸入澱粉など現場の課題解決につながる商材も目立った。
会見したヤグチの萩原啓太郎社長は、新たにグループ化したトランスジャパンについて、「業務用の主要食材である輸入鶏肉の調達力強化につなげる」と語り、水産や農産品でも取り組みを強化したい意向を示した。
なお、同社の前5月期売上高は967億円(106%)で着地。今期6-7月は売上10%増。昨年グループ化した米卸2社を除いても7%増と好調。今期は売上高1000億円突破を通過点にさらなる成長を目指す。
