ニップンは、トップシェアの冷凍ワンプレート市場に向け新ブランド「彩りごはん。」を立ち上げ、全18品を9月から順次発売する。現行の和風メニュー「よくばり御膳」と洋風メニュー「よくばりプレート」の2シリーズを包含し、さらに「欧風カツカレー」など新商品を追加するもの。おいしさの価値訴求を強化するとともに、ブランド統一により好みのメニューを選びやすくした。
4日開催した発表会の席上、大田尾亨社長は「冷凍ワンプレートのトップメーカーとして、お客様においしさの価値が伝わるように取り組んでいく。新ブランド『彩りごはん。』は、『オーマイプレミアム』に続くマスターブランド戦略に位置付けている」との考えを強調した。

同社によると、冷凍ワンプレート市場は共働き世帯や単身世帯の増加を背景に直近5年で3倍以上に拡大し、ニップンはメーカーシェアで約5割(出典:インテージSCI)を誇る。ただし、購入者の割合は全体で14%にとどまり、実に8割以上が未購入者だという。
新ブランド開発に向け、同社は約5万人の消費者調査を実施。その結果、冷凍ワンプレートは「おいしさへの不信感」が購入のバリアになっていることが判明した。
ただし、購入者に限って聞くと、「食事としての完成度」や「おいしさ」を評価し、特にニップン製品は「彩りが良い」との回答が9割以上に達した。
マーケティング本部の加藤里彩氏は「おいしさへの不信感を払しょくすることで、ワンプレートを手に取っていただける機会はまだまだ増やせる」と意気込みを語り、おいしさ技術の一例として「丸みのある専用容器を採用したり、食材の配置を調整したりして“温めムラの解消”を図っている」ことを紹介した。
新パッケージはブランドロゴを中央に配置。臨場感あるおいしさが伝わるシズルを背景に、メニュー名を視認しやすいようタテ書きで明記した。
「彩りごはん。」のラインアップは、和食が「鶏と野菜の黒酢あんと五目ご飯」「彩り野菜とバジルチキンと五穀梅ご飯」など6品、洋食が「完熟トマトソースハンバーグ&ミラノ風ドリア」や新商品「欧風カツカレー」「ハニーマスタードチキン&ペペロンチーノ」「海老と3種野菜のグラタン&オムライス」など9品、韓国・中華が「4種野菜と海老チリ&天津飯」など3品。
