加工食品菓子広島発の新ブランド「広島物...

広島発の新ブランド「広島物語」 土産市場で展開 第1弾は「大豆の初恋」

 広島発の新ブランド「広島物語」の第1弾商品として、豆菓子「大豆の初恋 瀬戸内レモン使用」が発売された。販売するのは、工場を持たず商品を企画販売するファブレス企業のEnvision(エンヴィジョン・広島市)。

 佐伯俊彦社長は「広島らしい瀬戸内レモンと、昔なつかしいきな粉の風味、大豆の食感を組み合わせた」と特徴を説明する。いずれも広島に本社を置く豆菓子のイシカワが、上万糧食製粉所のきな粉を使い製造している。

 高速道路のSAや道の駅、観光地などの土産売場で販売する。50gで参考価格は650円(税抜)。初年度3万個の販売を目指す。今後、「広島物語」を主力ブランドの食品にとどまらず非食品も商品化し、土産売場でのコーナー展開を目指す。

 エンヴィジョンは三島食品で長年、広報などを務めた佐伯社長が同社を退職後、今年1月に創設した新会社。三島食品では看板商品「ゆかり」のコラボ商品開発やSNSを活用した広報活動を通し、商品と会社の知名度向上に注力してきた。

 その経験を生かし「地元企業と商品を開発し、デザイン戦略を軸にしたクロスMDを推進。お土産市場における新しいニーズの創出を目指す」(佐伯社長)としている。現在、第2弾の商品開発も進む。

  ◇  ◇

 佐伯社長に設立のきっかけや土産市場で展開する狙いを聞いた。

 会社を設立したのは広島を盛り上げ元気にしたいという思いから。観光を通し、それを実現する。「広島物語」を三島食品で言えば「ゆかり」のようなマスターブランドとし、広く認知されるものに育てたい。

 大きなスーパーだとカテゴリーごとに管理が別々なので難しいが、土産物店は食品も非食品も関係なく、コーナー展開がしやすい。クロスMDができる究極の環境だと考えている。

 今回の商品は女性をターゲットにしており、手に取った時に「かわいい」と思ってもらえる商品を目指した。絵の中にハートマークを隠すなど仕掛けも施した。植物性たんぱく質として注目のダイズを主原料とし、健康志向にもアピールする。

関連記事

インタビュー特集