義津屋(愛知県津島市、伊藤彰浩社長)は4月22日、通算30店舗目となる「ヨシヅヤ Yストア JR清洲駅前店」を新規オープンした。
同店は、近隣にある母店「清洲店」やプロセスセンター(PC)から、加工・パック済みの惣菜や生鮮加工品を納品することで店内作業の負荷を軽減。ローコスト運営につなげるスーパーサテライトシステム(母店・子店方式)を採用している。同方式は既存店舗で先行実施しているが、サテライト店(子店)を新規で開設する例は初となる。
「JR清洲駅前店」(愛知県清須市一場土居91―1)は、敷地面積約730坪、鉄骨コンクリート造1階建てで、駐車場は84台収容。営業時間は9~21時。母店である「清洲店」とは、JR清洲駅を挟んで反対側に位置する。
売場面積は277坪。生鮮3品をはじめドライ、日配、惣菜、日雑、酒類などを取り揃えるほか、100均ショップ「ワッツウィズ」のコーナーを売場に組み込んだ。
同店では生鮮作業場を置かず、母店「清洲店」と、惣菜PCや精肉・鮮魚・青果の各PCから商品を供給している。小商圏対応型店舗として、周辺居住者の冷蔵庫替わりを務める。
惣菜については、母店から1日に4~5便体制で寿司・惣菜・弁当など約50品目を納品するほか、惣菜PCからも1日1回、寿司全品やおにぎりなど約20品目を運ぶ。
加えて、精肉PCから加工肉を除く全品、鮮魚PCからは生魚、刺身、塩干など、青果PCからはカット野菜、フルーツなどを納品している。

スーパーサテライトシステムは、母店で生産・加工した商品を子店に供給することで、売上が小規模な小型店の品揃えと生産性改善を行うというもの。24年10月、「JR蟹江駅前店」を母店として、「蟹江食品館」に供給を開始。一定の成果を収めたことから、25年2月には「篠田店」への供給を拡大した。
「JR蟹江駅前店の事例では惣菜、鮮魚、青果の品揃えが良くなることで母店の売上が上がった実績があり、今回の新店でも期待できる」(同)とのこと。
今回の新店の販売状況や売上・利益、各店の人員配置の最適化などを図りながら、必要に応じて横展開を進めていく。「今後も地域社会のインフラとしての役割を果たすとともに、持続可能な小売モデルの構築を通じて、新たな価値提供に努めていく」(同)。



