加工食品調味料・カレー類カゴメ 「焼きケチャップ」にドラえもん 万能調味料の特性活かし新調理法を提案

カゴメ 「焼きケチャップ」にドラえもん 万能調味料の特性活かし新調理法を提案

 カゴメは、数年前からトマトケチャップを使った「焼きケチャップ」提案を行ってきたが、その魅力を多くの人に伝えるため、国民的キャラクター「ドラえもん」を広告キャラクターに起用。「ドラえもん」と一緒に、生活者に万能調味料としてのトマトケチャップの特性を楽しく伝える。

 3月18日から新CM「焼きケチャたまごはん」篇および「焼きケチャたまごパン」篇をWEBで公開し、5、6月には全国ネットのテレビアニメタイム枠で放映。3月20日から4月2日まで全国の東宝シネマズ、イオンシネマでもCMを放映。また、ドラえもんオリジナルパッケージの「カゴメトマトケチャップ(500g)」や、「ドラえもんお絵描きキャップ」付き商品も数量限定で販売し、店頭キャンペーンも行う。

 カゴメ「焼きケチャップ」広告キャラクター発表会で、マーケティング本部食品企画部の袴田祥人部長は「昨今は調理時間の簡素化など家庭内の調理スタイルが変化している。こうした中、カゴメトマトケチャップは好調を継続し、2025年の出荷量も前年を超えた。その背景にはつけ・かけ用途はもちろんのこと、洋食や中華などにも幅広く活用されており、トマトケチャップの万能性が理解されたためだ」とケチャップの万能性を強調。「今までケチャップをオムライス、ナポリタン用として提案してきたが、生活者は想像以上に様々な料理の味決め調味料としてケチャップを使っており、若年層もSNSで情報発信し、それが拡散されている」。

WeWorkアイスバーグ(原宿)のTastyキッチンカーで行った試食会(©Fujiko-Pro)
WeWorkアイスバーグ(原宿)のTastyキッチンカーで行った試食会(©Fujiko-Pro)

 ここ数年の取組みでは「油と一緒に炒める調理法として『焼きケチャップ』を提案。いつもの料理に一手間加えるだけで、酸味が和らぎ、コク深い味わいになる。またケチャップで絵や文字も描け、過去にはオムライスの上にメッセージを書く『オムレター』活動も実施。これらを通じて自宅でのコミュニケーションや料理を作る楽しさを提案してきた。

 焼きケチャップ、描きケチャップと、まさにトマトケチャップは万能調味料であり、この魅力を伝えるために国民的キャラクターのドラえもんと取組みを進める」と語った。

 「焼きケチャップ」の認知率はおおよそ30%だが実践率は15%と低いため、当面は実践率30%まで引き上げたい考えだ。

 新CMは、忙しい朝のキッチンで「何を作ろう?」と悩む主婦のもとへ、ドラえもんが登場し、新しい調理法を提案。フライパンでトマトケチャップを焼くだけで、濃厚でコク深い味わいに変化。卵やソーセージなど、身近な食材と合わせるだけで、簡単なのに満足感のある一皿が完成。ドラえもんが「ケチャップを焼こう!!」と呼びかける。

 一般を対象にしたWeWorkアイスバーグ(原宿)のTastyキッチンカーで行った試食会では、揚げたてのフライドポテトに通常のケチャップと「焼きケチャップ」をつけて食べ比べ、投票してもらった。

キッチンカーでは通常ケチャップと「焼きケチャップ」の食べ比べ
キッチンカーでは通常ケチャップと「焼きケチャップ」の食べ比べ

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