エスビー食品は、海外生産体制の強化を図るため、タイ現地法人「S&Bフーズ(タイランド)」を通じて、タイで新工場の建設を開始した。
2026年11月に建物を竣工し、27年度後半に稼働を開始する予定。
同社は海外事業の強化を重要な戦略に定め、「2043年に海外売上高比率40%超」という長期テーマを掲げる。特に東南アジア・オセアニア地域については、引き続き経済成長が見込めるだけでなく、日本食に対する関心が高いことから、優先的に取り組みを進めている。
エスビー食品は同地域での「S&B」ブランドのさらなる浸透と事業強化を図るため、25年2月に生産拠点設置のための現地法人「S&Bフーズ(タイランド)」を設立。新工場の稼働により、サプライチェーンの強化、生産・物流面の効率化、競争力の向上を図り、同地域での同社製品の安定供給と供給量拡大を通じ、日本式カレーの普及に取り組む。
新工場の所在地はタイのチョンブリ県。敷地面積1万2992㎡、延床面積5536㎡で、規模構造は3階建て(鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造)。ハラル認証に対応した即席カレー製品などを生産する。
新工場の建設にあたっては、施工会社であるタイ戸田建設と連携し、工事用電力のすべて(約200MWh)を再生可能エネルギー由来の電力でまかなう取り組みを実施している。建設段階からクリーンエネルギーを導入し、持続可能な生産体制の構築を推進する。
