加工食品製粉鳥越製粉「第72回経営技術総合研究会」 新商品の展示も充実

鳥越製粉「第72回経営技術総合研究会」 新商品の展示も充実

 鳥越製粉(本社・福岡市博多区、鳥越徹社長)は11月18日、福岡市のオリエンタルホテル福岡で「第72回経営技術総合研究会」(第64回食品経営センター総会と併催)を開催。メーカーや卸、商社など主要取引先200人ほどが出席した。

 鳥越社長、福岡県パン協同組合連合会の小林庸滋事務局長のあいさつの後、アカネアイデンティティズのCEOを務める加藤茜愛氏が「選ばれ続けるための接遇&コミュニケーション~人を大切にする経営~」を、龍角散代表取締役社長の藤井隆太氏が「老舗企業の経営革新」の演目でそれぞれ講演。講演の合間に鳥越製粉研究開発部の社員が九州産小麦の種類や特性、同社商品を紹介し会場後方に今回の注目商品を展示した。結びは懇親会を開き会場は盛況のうちに閉幕した。

 鳥越社長のあいさつ 今年は当社の中期経営計画「TTC150 Stage3」の2年目となる。9月には東京ビッグサイトで開催された日経東証IRフェアに初出展するなど、引き続き将来の持続的成長と資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた施策に取り組んでいる。2027年の創業150周年に向けて皆さま方にとって「世の中になくてはならない企業」となるべく、全社一丸でおのおのの取り組みに全力投球する。

  ◇  ◇

 なお、当日紹介された鳥越製粉の商品の詳細は主に次の通り。

【九州産小麦シリーズ】▽はるふわり=農研機構が育成したパン用小麦品種「はる風ふわり」を使用。1CW(№1カナダウエスタンレッドスプリング)と同等に優れた製パン性を有している▽ラー麦=福岡県が全国に先駆けて開発したラーメン用の小麦品種「ラー麦(ちくしW2号)」を使用。コシが強く歯切れの良い中華麺ができる▽麺むぎ笛=製麺性に優れもちもちした食感が特長の小麦品種「ニシホナミ」を使用。注文を受けてから麺をゆでなおしてすぐに提供する博多うどんに適している▽麦のなごみ=色の白さが特長の小麦品種「シロガネコムギ」を使用。明るい色調でふんわり口溶けの良い製品ができる。どら焼やスポンジケーキなどの和洋菓子に最適。

【Only One!シリーズ】▽さちかおり=農研機構と鳥越製粉が共同で育成した日本初のフランスパン用小麦品種「さちかおり」を使用。旨味や甘味成分が豊富でおいしいフランスパンができる。スコーンやクッキーなど焼き菓子にも適している▽全粒粉さちかおり=農研機構と鳥越製粉が共同で育成した日本初のフランスパン用小麦品種「さちかおり」を使用した全粒粉。濃厚な味わいと香り、なめらかな口当たりが特長▽TD386キャロットケーキミックス=アメリカの定番スイーツのキャロットケーキ専用ミックス。人参の粒と厳選したスパイスがミックスに入っており、本格的なキャロットケーキを簡単につくることができる▽スマイルフロスティングミックス=泣き(仕上げしたドーナツの表面のべちゃつき)の課題を解決した▽S46グミケーキミックス=もちもち×グミ食感のロングライフの焼き菓子ができる。

商品展示コーナー
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