カゴメは、このほど放課後NPOアフタースクールと協働で食育プログラム「おいしい!野菜チャレンジ」の特別授業を町田市立本町田ひなた小学校の2年生50名を対象に行なった。
このプログラムは“植育から始まる食育”をテーマに、特別授業を通じて野菜の栽培から収穫までを学ぶことで、野菜嫌いの克服を目指したプログラム。当日はカゴメの山口聡社長が「野菜先生」に扮して授業に登壇。子どもの野菜嫌いをなくし、旬の野菜を知り、野菜を好きになってもらうことを目指し、野菜を使ったクイズや野菜の性質を活用した実験などに挑戦。「旬の野菜とは」「1日にとりたい野菜の目標量は何クラム」「水に浮く野菜と沈む野菜の違いは」「カゴメの野菜ジュースには何種類の野菜が入っているか」など、クイズや実験を通して野菜への興味を高めた。授業では初めて「ベジチェック」で小学生の推定野菜摂取量を測定。生徒たちに授業後の生活でも野菜摂取を心がけてもらい、約1カ月後にも「ベジチェック」で推定野菜摂取量を測定する。
授業を終えた児童は「野菜クイズや実験が楽しかった」と振り返り、「1カ月後のベジチェックでは少しでも数値が上がるよう、家に帰ってしっかり野菜を食べる」と語った。山口社長は「2021年から小学生を対象に野菜チャレンジを実施しているが、きっかけは大人になって野菜好きになる人は、子どもの頃から野菜を育て、食べた経験がある人が多いことが調査で判明。小学生のうちに野菜に触れあう場づくりの一環として野菜チャレンジを実施した。授業では、野菜の実験や野菜に触れるなど体験を重視。町田市は23年から食育活動の一環としてベジチャックの取組を実施。今回は初めて小学生を対象にベジチャックで野菜摂取量を測定し、1か月後の想定で変化を計測。今後は大人中心だったが測定を子どもにも拡げ、学校の食育活動の一環として活用する」など語った。



