11.5 C
Tokyo
10.9 C
Osaka
2025 / 11 / 25 火曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会カゴメ 「おいしい!野菜チャレンジ」 小学生向け体験プログラム ベジチェック活用した食育授業
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

カゴメ 「おいしい!野菜チャレンジ」 小学生向け体験プログラム ベジチェック活用した食育授業

 カゴメは、このほど放課後NPOアフタースクールと協働で食育プログラム「おいしい!野菜チャレンジ」の特別授業を町田市立本町田ひなた小学校の2年生50名を対象に行なった。

 このプログラムは“植育から始まる食育”をテーマに、特別授業を通じて野菜の栽培から収穫までを学ぶことで、野菜嫌いの克服を目指したプログラム。当日はカゴメの山口聡社長が「野菜先生」に扮して授業に登壇。子どもの野菜嫌いをなくし、旬の野菜を知り、野菜を好きになってもらうことを目指し、野菜を使ったクイズや野菜の性質を活用した実験などに挑戦。「旬の野菜とは」「1日にとりたい野菜の目標量は何クラム」「水に浮く野菜と沈む野菜の違いは」「カゴメの野菜ジュースには何種類の野菜が入っているか」など、クイズや実験を通して野菜への興味を高めた。授業では初めて「ベジチェック」で小学生の推定野菜摂取量を測定。生徒たちに授業後の生活でも野菜摂取を心がけてもらい、約1カ月後にも「ベジチェック」で推定野菜摂取量を測定する。

 授業を終えた児童は「野菜クイズや実験が楽しかった」と振り返り、「1カ月後のベジチェックでは少しでも数値が上がるよう、家に帰ってしっかり野菜を食べる」と語った。山口社長は「2021年から小学生を対象に野菜チャレンジを実施しているが、きっかけは大人になって野菜好きになる人は、子どもの頃から野菜を育て、食べた経験がある人が多いことが調査で判明。小学生のうちに野菜に触れあう場づくりの一環として野菜チャレンジを実施した。授業では、野菜の実験や野菜に触れるなど体験を重視。町田市は23年から食育活動の一環としてベジチャックの取組を実施。今回は初めて小学生を対象にベジチャックで野菜摂取量を測定し、1か月後の想定で変化を計測。今後は大人中心だったが測定を子どもにも拡げ、学校の食育活動の一環として活用する」など語った。

野菜ジュースには何種類の野菜が入っているかを勉強
野菜ジュースには何種類の野菜が入っているかを勉強

関連記事

インタビュー特集

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点