高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、初のポップアップ「百光“おみくじ”STAND」を11月20~23日に東京・代官山アドレスで開催する。おみくじを引き、運勢の結果次第で抽選販売の申し込みが殺到している「百光」や、定価15万円(税別)の氷温熟成酒「礼比(らいひ)」などを味わえる。
正月限定デザインの純米大吟醸酒「百光 New Year Edition 2026」の発売を記念したイベント。入場は無料。おみくじで運試しするテイスティングとフードのセットは有料(税込2200円)。
まずは正月デザイン「百光」のボトル内に入ったおみくじ棒を引く。そこに書かれた番号の引き出しを開けると、中に「吉」「大吉」「百吉」「礼吉」のおみくじ札が入っている仕組み。結果によって飲めるお酒(「百光」「同 別誂」「深星」「礼比」など)が変わる。
カウンターにはペアリングの専門スタッフが常駐。お酒とフード(「サーモンとミックスビーンのマリネ」など3メニュー)のおすすめを聞ける。
会場では「百光 New Year Edition 2026」を特別に数量限定で先行販売。山形産の酒米「雪女神」を精米歩合18%まで磨き込み、新酒特有の青々とした香りを感じさせつつ、瑞々しいピュアな甘み、繊細な旨みと酸味による洗練された味わいが楽しめる。ラベルと化粧箱には来年の干支「午(うま)」を描いた。製造は楯の川酒造。720ml、価格は税込3万8500円。
ポップアップの営業時間は正午から午後8時(最終受付7時半)。30分間隔で1回3組(1組最大3名)が体験可能。WEBでの事前予約を優先し、当日参加も受付。
「SAKE HUNDRED」のポップアップは今回を皮切りに、来年3月に銀座、5月に渋谷での開催を計画する。ブランドオーナーの生駒龍史氏(Clear代表取締役CEO)は「現状、『SAKE HUNDRED』の販売は国内主体のECが85%を占める。次回以降のイベントでは、インバウンドの方にも積極的にアピールし、海外での認知を上げていきたい」と展望した。


