キリンビール近畿圏統括本部は、奈良県生駒郡平群(へぐり)町の休耕地を活用して栽培・収穫したホップを使用したクラフトビール「平群にかえり咲き」を10月29日に発表した。地域社会・コミュニティの活性化に貢献するCSV活動の一環として、街づくりコンサルティング事業を営む東邦レオを通じて参画した。
活動5年目となる今年は、2月よりホップ栽培を実施し7月に収穫。東邦レオがこのホップを使って自社所有の「Nakatsu BREWERY」にて醸造して、200L(330㎖びん換算約600本)限定で11月3日より発売した。
クラフトビール「平群にかえり咲き」は、「帰りたくなるような平群」をコンセプトに、平群から離れて暮らす地域出身の20~50代女性をターゲットに開発。平群産ホップのほか、町の名産品の一つであるバラを使い、華やかでフルーティーな味わいに仕上げた。
新商品お披露目会では、このプロジェクトに参加した同社社員や東邦レオの増田洋之氏、ビールのラベルをデザインした浅海純氏などが登壇。平群町での活動の様子や、完成したビールの詳細、キリンビールのクラフトビール商品、CSV活動について紹介した。



