伊藤園とタリーズコーヒージャパンは、コーヒーの魅力を発信するイベント「『エキナカコーヒーフェスタ』 in TOKYO STATION」を「国際コーヒーの日」である10月1日から3日までJR東京駅地下1階イベントスペース「スクエアゼロ」で開催した。
昨年に続き2回目となる今回は、「COFFEE LOVER’S(コーヒーを愛する人々)」をテーマに掲げ、1日限りだった開催期間を3日間に延長した。
10月1日に行われた先行体験会で、伊藤園の相澤治マーケティング本部コーヒーブランドグループブランドマネジャーは「今回のイベントの副題は『Coffee journey Inside the Station』。昨年はキリマンジャロコーヒーが中心だったが、今年はもっと視野を広げ、コーヒーの産地への理解や世界のコーヒーの多様なおいしさの体感を促す内容に仕立てた」と説明する。
伊藤園のブースでは、「タリーズコーヒー」ブランドのドリップバッグ4種の試飲と販売を行っている。
タリーズコーヒージャパンのブースでは、同社が2008年から主催しているグァテマラでのカッピングコンテストを紹介。
今年のコンテストで金賞を受賞した豆の飲み比べ体験と販売を実施している。
イベントを企画した伊藤園のマーケティング本部コーヒー・エビアン・炭酸ブランドグループの川田悠氏は「コーヒーと初めて本格的に出会う方にも、既にコーヒーラバーの方にも来ていただきたい。産地やブレンドが異なるドリップバッグから、同じグァテマラ産でも異なる味わいを感じる豆など、幅広くコーヒーを楽しめる」と呼びかける。

タリーズコーヒージャパンならではの催しとして、エスプレッソマシンでの抽出を体験できるバリスタ体験と、ドリップ抽出を学べるコーヒースクール体験も用意している。
タリーズコーヒージャパンの高橋智子執行役員兼プロダクト本部副本部長は「タリーズの中核であるエスプレッソ抽出と、ご好評いただいているドリップ抽出のどちらも体験していただける。手作りで心を込めてお客様にお届けするという、当社のこだわりも知っていただけたら嬉しい」と期待を寄せる。
イベントは主催の2社以外に、JR東日本サービスクリエーションなど計6社が協力。東北新幹線および上越新幹線の一部で販売している「タリーズJR東日本新幹線ブレンド」の試飲なども行っている。
メリタジャパンは、昨年に引き続き家庭用のコーヒー抽出機器を販売。
メリタジャパンの熊崎千夏子の企画開発部マーケティングチーフマネジャーは「コーヒーの日を盛り上げ、多くのお客様と接点が持てるイベントに参画させていただけるのはありがたい」と語る。