「サッポロ一番」がごちそうに 即席麺専用レトルト具材 レンチンしてかけるだけ

「サッポロ一番」ブランドを展開するサンヨー食品は、即席麺専用のレトルト具材シリーズを立ち上げる。

「のせよう! サッポロ一番」と銘打ち、「五目あんかけ麺の具」と「旨辛担々麺の具」をラインアップ。同社は「電子レンジで1分温めてのせるだけで、いつもの『サッポロ一番』がごちそうになる」とアピールする。

レトルト具材を単品で発売するのは同社初。東海・北陸エリア7県限定で9月29日から販売する。

コアターゲットは、近年定着したタイパを意識しながらも、ちょっとした贅沢を楽しみたい即席麺ユーザーだ。

「五目あんかけ麺の具」は「サッポロ一番 塩らーめん」との組み合わせがおすすめ。オイスターソースのうまみとごま油をきかせ、具材は白菜・豚肉・にんじん・たけのこ・きくらげの5種入り。「旨辛担々麺の具」は、「サッポロ一番 みそラーメン」と相性抜群だ。ねりごまやラー油で旨辛に仕上げ、花椒の香りもきかせつつ、具材はひき肉・たけのこ・きくらげが入る。

2品共通で160g、価格は税別330円。調理方法は電子レンジ500Wで1分、600Wで50秒、湯せんで約3分。他エリアへの販路拡大は「発売後の状況を見ながら」(同社)としている。

物価高を背景にコスパも重視される消費環境だが、新シリーズを使えばお店で食べるような満足感あるおいしさが手軽に楽しめる。