7.6 C
Tokyo
6.1 C
Osaka
2026 / 01 / 30 金曜日
ログイン
English
流通・飲食中食・惣菜まつおか 松岡まち子社長 100年企業へ「着実半歩」 3つの「おいしさ」を届ける

まつおか 松岡まち子社長 100年企業へ「着実半歩」 3つの「おいしさ」を届ける

創業から約40年。旬の食材をていねいに店内調理した煮物や揚げ物など「おふくろの味」を提供する和惣菜店「まつおか」を作り、デパ地下を代表するブランドに成長するまで導いた。さらに新感覚の天ぷら惣菜を提供する「てんとてん」、出かける頻度が少なくなった高齢の「まつおか」ファンに商品を届けるためロングライフの冷凍惣菜を開発し、オンラインショップで販売するなど挑戦を続ける。一方、従業員の人財育成にも手を緩めることはない。25年5月から28年までの第五次中期経営計画がスタートし、100年企業へ向けて着実半歩で進んでいく松岡まち子社長の想いは。

◇ ◇

創業以来、お客様と対話し、心のこもった味と品質を追求してきた。市場環境は日々移り変わり、お客様のニーズも広がっている。この変化に素早く寄り添い、革新的な価値を生み出すことが私たちの使命と考えている。そのために、「三つのおいしさ」を追求し、さらなるブランドの向上を図っている。

一つ目が「見た目のおいしさ」。まつおかの正しい味を伝えるためレシピを守り、高い商品品質を保つだけでなく、販促物やボリューム感、商品の配置や器選びまで工夫を加え、惣菜を手に取りたくなるような売場をつくる。

二つ目が「開けた時のおいしさ」。商品に合ったパッケージと色合いやバランスを考えた盛り付けで容器の中でも美しさを保つ。一つ一つをていねいに取り組むことで、開けた時の食卓に、より豊かさと彩りを提供する。

最後に「食べた時のおいしさ」。素材にこだわり、ていねいな仕込みと調理で安定した味と品質を守る。「また食べたい」と思っていただけるおいしさを届ける。

また、「まつおか」のさらなる飛躍に向けて、「超小型店舗のベーシックモデル確立」「てんとてんの出店」「新規ブランド食材の採用と育成」「まつおからしい商品のリリース」を掲げ挑戦を続ける。

超小型店舗で出店機会を増やし収益拡大を図る。軌道に乗ってきた天ぷら惣菜店「てんとてん」の新店やインストアタイプの出店で新規顧客の獲得を目指す。新しいブランド食材を積極的に採用し地域食材を活用した独自性のある商品ラインアップを強化。従業員が自信をもって提供できる「まつおか」らしい商品をリリースしていく。

新事業への挑戦も進めている。新しい外食サービス事業を模索し、新しい市場へ挑戦していく。ロングライフ惣菜などの外販事業では、百貨店へ展開を進めながらギフト・オンライン・グロサリー・宅配チャネルにも営業を強化。ホテル、高級旅館などの業務用卸への展開に力を入れる。

惣菜の下ごしらえなど店舗をサポートする豊山工場の増設やサポートキッチンの新設で生産能力を向上。新規事業を推進するための積極的な採用と登用でまつおかの成長に貢献する人財を育成し、社外から経験豊富な人財も積極的に迎え入れ、多様な視点とスキルを取り入れていく。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。